栄養成分表示の見かた

黄色がついた数値は、1食（例のコーンフロスティの場合30g）あたりのエネルギーおよび各栄養素の量です。シリアルは牛乳とともに召し上がっていただくことが多いため、ケロッグでは牛乳200gを加えた時の量をその右側に表示しています。

各項目の順番については次のようになっています。

①エネルギーからナトリウムまでの５項目は、この順に必ず表示することになっています。

炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の合計値で、分けて書いてあることもあります。

②コーンフロスティはビタミンB1の栄養機能食品なので、ナトリウムの次に表記します。さらに、栄養成分表示の下にビタミンB1の機能や1日の摂取目安量を表示しています。

栄養機能食品は、特定の栄養素の補給を助けるための食品です。その栄養素が基準以上含まれる場合に、機能を表示することが認められています。

③コーンフロスティはパッケージに「9種のビタミンと鉄分がバランスよくとれます」と表示しています（強調表示）。強調表示も各栄養素について基準があり、それ以上含まれる場合に表示が可能となるもので、表示した全栄養素をこの表に含める必要があります。

ここではビタミンB1以外の8種のビタミンと鉄の含有量を、ビタミンB1に続けて表示しています。

カルシウムについては、牛乳を加えることで十分に摂取できると示すため表に加えています。